
もしも◯◯だったら…
子どもの頃って
「もしもこういう風だったらいいなぁ」
って願いごとがたくさんありましたよね!
私はあったなぁ…(^^
絵本や昔話、映画やテレビドラマなんかでも、
もしも◯◯だったら
もしも◯◯があったら
もしも◯◯ができたら
って、願いごとが始まりになるストーリーって結構多いですよね。
あんなこといいな♪できたらいいな♪
というわけで、
子どもの頃の願い事を創作のヒントにしてみよう、というお話です☆
子どもの頃の願いごとを思い出してみよう
子どもの頃、どんな願い事があったか覚えていますか?
もしも一人っ子だったら
もしも宇宙へ行けたら
もしも魔法が使えたら
もしも動物と会話ができたら
もしも空を飛べたら
もしも思う存分好きなお菓子を食べることができたら!
もうね、ここにこうして書き出しているだけで絵や物語が生まれてきそうですね!
そんな子どもの頃のワクワクする願い事を思い出して、ノートに書き出してみてください(^^
今までに
といったように、自分の思い出や毎日の生活の中から創作のインスピレーションを得る方法について書きましたが、今回の
子どものころの願いごとをもとに創作する方法
で書き出したことについても、同じようにノートに書いて自分だけのネタ帳を作ると良いのではないかと思います(^^

子どもの心が脳を活性化させる
医学博士の佐藤富雄さんが著書『よく「遊ぶ」人ほど成功できる』の中で書かれていた事によると、
好奇心、想像力に富むこと
遊び好き、偏見のなさ
何でも試してみること、柔軟性
ユーモア、エネルギー
新しい考えを受け入れること、正直さ
学習欲、愛することへの欲求
といった子どもの特徴は、人間が生まれ持っている素質なのだそうです。
ちなみに、学術用語ではこういった幼児的特徴を「ネオテニー」というそうです。
生まれ持った素質ってことは、もちろん私たち大人も持っている特徴ってことですね!
っていっても、なかなか子どもみたいに自由ではいられるものではなくて
あれしなくては
これもしなくては
あれをしてはいけない
こうしなくてはいけない…
って、ついつい自分の心にブロックしてしまったり、毎日のことん追われてしまったり。
大人は仕事もあるし、忙しいし、子どもの頃のような自由な感覚はもうなくなっちゃったな~って思うときもあるかもしれません、
ですけど、先ほどの佐藤富雄さんの著書によると
「人は本来、こうした素質を保持しながら視聴紙成熟する生き物である」
として、研究を進める科学者さんたちがいるそうなんですね。
つまり、こういった子どもらしい特徴は大人になって失われてしまうのではなくて、ただ単に隠れているだけなんだそうです。
そして、大人になって硬くなってしまった頭を目覚めさせ、子どもの頃の感覚を取り戻すためには
「子どもの頃の自分を思い出すこと」
が、きっかけになるそうなんですね。
なるほど~
…ってことで、
あなたが子どもの頃に願ったことは何ですか?
たしかに、子どもの頃って
どうせ叶うはずがない、とか
現実的じゃない、とか
何の役にも立たない、とか
そういった制限を持たない願いごとを、自由に思い描くことができたかもしれませんね。
まぁ、日々絵画教室で子どもたちの相手をしていると、現代の子は願いごとなんかも結構現実的だな~って思うこともありますけれど(笑)
「もしも◯◯だったらいいな、ってテーマで絵を描こう」
なんて時はやっぱりかなり盛りあがって、子どもたちの想像力にこちらもワクワクさせられます(^^
私が子どもの頃の願いごとは
誰も興味ないかもしれませんが(笑)
ここで私が子どもの頃の願いごとをご紹介します(^^
私は子どもの頃ずーっと妹と部屋が一緒で、自分の部屋が欲しかったんです。
あとね、家の仕事が福祉施設だったので、普通の家庭のような「家」ではありませんでした。
だから
「自分の部屋が欲しい」
↓
「こんな家だったらいいな」
って、理想の家を良く想像していました。
どんな建物で、どういうお部屋があって、そこでどういう風に暮らして…
って、いろいろな想像を思いめぐらしていました(^^
あと、欲しくて欲しくてたまらなかったのが「魔法の指輪」。
この指輪は3つの願いごとを叶えてくれるのです♪
1個目の願いごとは◯◯
2個目の願いごとは◯◯
そして3個目、最後の願いごとは「もうひとつ魔法の指輪が欲しい!」
ということで、私は永遠に魔法が叶う指輪を手にし続けるのでした!
…っていうなんとも自分勝手な願い事を想像してました(笑
子ども心にも「実際には実在しないもの」だってわかっていたのにも関わらず、欲しくて欲しくてたまりませんでした。
☆が3つ連なった指輪のデザインまで考えていたな~
私が子どもの頃ってインターネットがあったわけでもなく、今ほどモノがあふれていたわけでもなく、そうそうモノを買ってもらえたわけでもなく…
情報がないからこそ、簡単には得られないからこそ、想像力たくましく願いごとを考えていたような気がします。
考えるだけだったら自由ですものね(^^

子どもの頃の願いごとがあなたの創作心をワクワクさせる
あんなこといいな♪できたらいいな♪
っていうのはドラえもんの歌ですが、子ども(のび太)の大人の感覚からしたら自分勝手とも思える(笑)願いごとが、ドラえもんと言う誰もが知っているストーリーを形作っているんですね。
のび太ほど自分勝手な願いごとばっかじゃないにしろ、誰にでも子どもの頃の願いごとってあったはず。
子どもの頃の願いごとを思い出してみることって、大人になって幼児的特徴が隠れてしまう前の欲求を思い出してみるってことですよね。
さて、あなたが子どもの頃に願った願いごとは何だったでしょうか??
子どもの頃の自由な願いごとを思い出してみることで、子どもの頃の感覚を蘇らせ、そして、あなたの創作に子どもの頃のようなワクワクを与えてくれるかもしれません(^^