毎日の生活から創作のヒントを得る方法

絵や物語を創作するとき、どうやってアイデアを出すの?
アイデアのインスピレーションはどこから得るの?

と思う時、あるでしょうか?

私はセツ・モードセミナーに通っていた頃、

どうも自分は小手先の器用さでなんとなく褒められる絵は描けるけど、想像力・創作能力がないみたいだな…

っていうのが悩みのタネでした。

だって、技術的にうまいっていうのも大事だけど、やっぱりオリジナリティとか創作こそ、見てくださった人の心に訴えかけるものなんじゃないかな、って思っているからです。

技術的に上手だけど個性がない絵と、技術はまだ未熟だけどオリジナリティのある絵だったら…

って、まぁ、オリジナリティがあってそれを表現する技術力もある、って言うのが理想ではありますが。

そんな風に、自分には想像力がないなぁ…って思っていた私、

どうやったら創作にインスピレーションを得ることができるんだろう??

って、考えたり、参考になりそうな本をいろいろと読んだりしていました。

以前に「子どもの頃の思い出から創作する方法」という内容を書きましたが、今回は日常生活から…

毎日の生活からインスピレーションを得るには

と言うことでお届けしたいと思います(^^

アイデアを出すには特別な体験が必要?

海外旅行で非日常体験をした!
他の人がしたことがないような素晴らしい経験をした!
見たことが内容な素晴らしい景色を見た!

なんてことがあると、きっといつもと違うアイデアは出やすいかもしれませんね~。

でもでも、じゃあ特別な体験をしないとアイデアは出ないの?
っていうとそんなことはないと私は思います。

私は若いころ体が弱くて、入院したり、何年も療養生活だったり…って時期がありました。

自分と同年代の人たちが、仕事に恋愛に旅行に遊びに、って人生を謳歌しているお年頃に1人病気と向き合う日々…。

どこへも行けないし、遊んでないし、新しい体験なんて全然できないし!

たぶん、今まで自分が行きてきた人生を同年代の人と比べても、旅行とかバカンスとか特別な体験ってすごく少ないんじゃないかなぁ。

それはね、残念に思うことではあるし、やっぱり人をうらやましく思っちゃってた時期もあるんですけど…

じゃあ、それじゃ絵や物語の創作はできないの?っていうと、そんなことはないよ!って今は言えます(^^

もう1つ

私が知っている油絵の先生のお話です。

その先生は若い頃は会社勤めをしながら画家活動をしていましたが、脳出血で倒れて九死に一生を得て、その後会社をリタイアされて本格的に画家生活に入られました。

時間的自由はあったわけですけど体は不自由な状態で、そうそうあっちこっちに出歩くことができるわけでもなく、だいたいがご自分のアトリエにこもって制作されていました。

なので、その先生が描かれる作品は主に日常の生活の中から生まれていたわけですけど、むしろ体が自由だった頃よりも豊かな作品を次々と生み出されていました。

創作画って訳ではありませんでしたが、その先生も、日常生活の中からでも絵は描けるっておっしゃっていました(^^

当たり前の日常生活の中にヒントがある

以前に「子どもの頃の思い出からインスピレーションを得る」ってことについて書いたときにも書きましたが、人間は忘れる生き物…なのです。

たしかに、毎日生活する中で見たもの聞いたこと、何でもかんでも覚えていていたら大変ですよね!

3年前の朝ご飯
3日前に駅ですれ違った人の顔
10年前の何気ない会話…

そんなどうでもいいことまで覚えていたら、頭がパンクしちゃいます(^^;

なので、日々の暮らしの中で

あ、これいいな
これは自分の感性に合ってるな
こういうの好き

って思うことって、実はたくさんあると思うのですけど、そういう自分の心にヒットしたいろいろなものや出来事も、忘れてしまうんですね。

でも、そういう1つ1つの出来事の中に、創作に役立つインスピレーションのもとがあるかもしれませんよ(^^

私たちが今この世界に生きていることって、実は奇跡のようなもの…。

今日の朝の清々しさ
今日食べて美味しかったもの
今日出会った人の笑顔
今日の終わりの美しい夕陽…

日々の当たり前の暮らしの中に、創作のインスピレーションになるものはあふれてて、いつも心の扉をしっかり開いていれば、きっといろいろな創作のヒントを受け取れるはず、って思います。

日常生活の中の「好き」をノートに記録する

以前に子どもの頃のできごとを思い出したらノートに記録しておきましょう。

と書きましたが、

今回もそうです。

なぜなら、記録しておかないと忘れちゃうからです(笑

日常生活の中で、

「あ、これ好き」って思ったものをノートに書く
いいな、って思った雑誌や新聞の記事をノートに貼る
心に響いた写真は切り取ったりプリントしてノートに貼る

って言う感じで、自分の好きな物、心にヒットした出来事をどんどんためていきます。

私も何年も日常生活の好きなものや心にヒットした写真などを記録していましたが、これ、物語や絵を創作する時にインスピレーション得るのにとっても役だちます。

自分の人生から生み出された「創作する上でのネタ帳」とでもいうべき資料になるのです。

毎日の暮らしのふとしたできごとから…
お子さんやご家族との何気ない日常から…
ペットのワンちゃんや猫ちゃんの姿から…
お買い物の途中で見かけた店先のお花から…

1つの物語が生まれるかもしれません(^^

今日のインスピレーションから、何年もあとに物語が生まれるのかも??

私の場合、20年前に生活の中からインスピレーションを得てメモしておいたことが、今頃になって絵を描くヒントになっている!なんてことがあるんですよ。

あなたの日常から、物語が生まれます

子どもの頃に聞いた童話や昔話って、大人になっても妙に覚えていたりしませんか?

これって、何度も読んでもらったから、何度も読んだから、ってだけじゃなくて、その物語の
登場人物のキャラクターが魅力的だったり、ストーリーがワクワク好奇心を刺激したりして、深く記憶に残るからなのではないでしょうか?

あなたが生きている日常の体験って、実はワクワク好奇心を刺激する物語に変身する源かもしれません。

あなたの好きなものや心にヒットした出来事が、お子さんの、お孫さんの、または大好きな人たちの心を揺さぶり、思い出に残る作品になるのかも!

特別な体験ができなくたって、日常生活の中から絵や物語は生みだせます。

私にとっては…

病気と向き合った日々が、他の人にはない特別な体験だったのかもしれません(^^

ちなみに、この年齢になって健康を取り戻してまして、今は私は元気です♪