色の効果と心に与える影響を創作に生かすには

寒色や暖色のお話の時にも書きましたが、色は私たちの心にいろいろな影響を与えてくれます。

はるか昔…私がグラフィックデザインの学校へ行っていたとき、「カラーイメージ辞典」っていう、色が人に与えるイメージを表にした本が参考書の中にありました。

生活のあちこちで見る広告、その広告の世界で色が見る人に与える影響って大きいのですね。

そもそも色の持つ効果に影響を与えられているのって広告の世界だけじゃなくて、私たちの生活のいろいろな場面で言えることですよね。

色って絵や物語など私たちの創作にも大きく影響を与えるもの。

ということで、今回は「色の効果と心に与える影響を創作に生かすには」です☆

さまざまな色が持つイメージ

色から受ける印象は人によって少しずつ違うと思いますが、色が持つ大まかなイメージと言うのはあると思います。

一般的に良く言われる色のイメージを書き出してみますね。

【情熱、元気、生命力、行動力、怒り、などエネルギーをイメージする色】

子どもたちが好む色の1つですが、エネルギッシュで元気な気持ちにさせてくれる色ですね。

元気なイメージの反面、怒りなどの攻撃的なイメージも持ち合わせます。

生命に直結する色である赤は人の気を引きつけやすい色ですので、危険を表すマークなどにも良く使われています。

オレンジ

【明るさ、暖かさ、カジュアルさ、親しみやすさ、など明るく陽気なイメージの色】

赤が真っ赤に燃える火だとしたら、オレンジや優しいキャンドルの炎でしょうか。

また、明るく親しみやすいイメージから、ショップのインテリアなどにも使われることが多いそうです。

黄色

【明るさ、希望、楽しい、健康的、など希望を感じさせる色】

赤とともに子どもたちに好まれる色です。

子どもたちが太陽を描く時に黄色で描くことが多いですが、太陽の輝きや希望を感じる楽しい気持ちになる色ですね。

さらに、黄色は左脳を刺激して理解力や記憶力などの知性を高める色でもあるそうですよ。

【リラックス、バランス、穏やか、落ち着き、など安らぎを感じる色】

暖色でも寒色でもない、中性色の緑は、見る人に安心感やリラックスを与えてくれる色です。

緑を見ると視力が良くなるなんて言われますが、緑と言えば木々の緑や自然を思い浮かべることが多いと思います。

自然の緑を見ると心がホッとするってとき、ありますよね(^^

自然環境に心を癒されるって言うのもありますが、緑って言う色自体にもそんな人の心をホッとさせる効果があるのかもしれません。

【理性的、冷静さ、誠実、信頼感などクリアなイメージを感じる色】

青空や海の青など、青も子どもたちが好む色ですね(^^

青をはじめとする寒色系の色は食欲を抑える効果があるなんて言われています。

私は自分が着る服とかは暖色系が多いんですけど、絵を描くときは青を使う率が高いです。

海とか空とか、爽やかなイメージの色を使いたくなるんですね(^^

ピンク

【幸せ、優しさ、女性らしさなど、優しいイメージを感じさせる色】

女の子って小さな頃はホント、ピンクが大好きです。

で、成長するとともに「ピンク嫌い」なんて言う子が増えてきます。

小学生も高学年くらいになると、「ピンクは女の子っぽすぎてイヤ」って女性性に対する反発みたいなものがでてくるのかな、って思います。

私も女性なので、なんとなくその感覚わかる気がしますが、大人になるとまたピンクに引かれるようになる女性も多いですね。

私も大人になってからピンク大好きになりました(^^

色のイメージを持つキャラクターたち

氷の女王になった「アナと雪の女王」のエルサが真っ赤なドレスを着ていたら…

やっぱりイメージ違う!って思いますよね。

その他にも…

謎めいた物語の「不思議の国のアリス」のアリスのワンピースは青。

王子様とであったときの「シンデレラ」のドレスの色は白。

なんて、このキャラクターはこの色、ってイメージがありますよね。

あと、すごくわかりやすいのは子どもたちが好きな戦隊もの「◯◯レンジャー」。

戦隊もののヒーローたちはそれぞれの個性が色によって振り分けられているそうです。

最近は多様性と言う観点から全くこの通りとは言えませんが、キャラクターのバリエーションのベースは

  • 赤…情熱的なリーダー
  • 青…クールなサブリーダー
  • 黄色…気は優しくて力持ち
  • 緑…穏やかで若々しい緑
  • ピンク…女性性

っていうのが昔からあるパターンですね(^^

最近はマンネリを防ぐために(?)ブラックとか金・銀とか、組み合わせも多様化しているようです。

また、昔は五人の中の1人が女性でしたが、最近は2人のパターンが多いとか、赤が必ずリーダーとか黄色は太ったお笑いキャラ、とかってあまりにも固定化されたキャラ分けはだいぶ崩れているようですけれど…。

ちなみに、私の年代だと未だに「キレンジャー」っていわばカレー好きキャラです。

カレー大好きな私は「カレー大好きキレンジャーです!」っていうと年代がバレます(笑

色のイメージを創作に生かす

私たちが絵や物語を創作するときも、意識的…じゃなかったとしても色の効果を利用していることってあると思います。

  • 主人公は元気な男の子だから、着ているシャツは赤や黄色にしよう。
  • 暖かみのある作品にしたいからオレンジ色のイメージにしよう。
  • 青い海のイメージで見た人に清々しさを感じてもらいたい。

って、物語のイメージやキャラクターを考える時に、色について思い浮かべることってありますよね。

そして、その色のイメージを意識的に使うと、自分が創る作品が人に与える影響を色によって左右できるって言うことですね。

自分の創作を届けたい人への思いがこめられた色…

さあ、今度はどんな色を使った作品を創りましょうか(^^