絵を描くときの鉛筆の話

創作画を描きたい
自分の考えた物語を絵にしたい
可愛いお孫さんを主人公に…

なんて、これから絵や物語の創作をはじめよう、って思うとワクワクですね(^^

で、最初にどんな道具を揃えたらいいの?って人は、「まずは鉛筆消しゴムとスケッチブックを買ってみたらいかがでしょう」ってお話を書きました。

今回はその中のひとつ、鉛筆のお話です。

そんな初歩的なことは知ってるよ、って方は読み飛ばしてね(^^

でも、鉛筆って案外粗品や景品でもらったものや、お子さんが使わなくなった鉛筆使ったりしてません?(笑

超基本中の基本の画材なんですけど、日常過ぎてあんまり考えたことないかもしれないかも?って思いますので、よかったら読んでみてください(^^

鉛筆に表記されているアルファベットと数字の意味は

鉛筆の上の方に表記されているHBとか2Bとか… 通常大人が使うことが多いのはHBあたりかと思います。

小学校のときに習ったかなぁ…と思いますが、この鉛筆のアルファベットは芯の硬さや濃さを表しています。

H  =Hard(鉛の芯部分が硬い、着色が薄い)
B  =Black(芯部分が柔らかい、着色が濃い)

あとFって言うHとBの中間の濃さの鉛筆もあるようなんですけど、私は使ったことありません。

HとBの中間と言えばHB…というのが今時の一般的な認識かなって思います。

Fって売っているのもあんまり見かけないですよね。

で、このHとかBとかっていう表記は、ロンドンにあるグルックマンっていう鉛筆製造業者が使ったのが始まりで、この表記の基準としては

H=製図者が好む硬い鉛筆のグループ
B=画家が好む濃い鉛筆のグループ

なのだそうです。

この基準からすると、私たち絵描きはB使用!ってことになりますね。

…とはいえ、どのような着色画材を使うかによって、また、あなたがどのような表現をしたいのかによって適切な鉛筆の濃さも違います。

鉛筆の濃さの段階はこれだけの幅があります

鉛筆の濃さによってHとBのグループにわかれているわけですが、さらに2H、2B、4B…といったように、アルファベットの前に数字の表記もされています。

この数字ですが…
Hの前の数字が大きくなればなるほど芯の色が薄くなり、Hから10Hまでの幅があります。

同じように、Bの前の数字が大きくなればなるほど芯の色が濃くなり、Bから10Bまでの幅があります。

普通の文房具屋さんやホームセンターでは売っていないと思うので、買いたい場合は画材専門のお店へ行くと良いと思います。

っていっても、10Hとか10Bなんていうのは、よっぽど専門性のある制作の場合以外は使わないと思います。

私が自分で制作に使ったり、絵画教室で使ったりするために用意している鉛筆の種類は

4H、2H、H、HB、B、2B、4B、6B

です。

用意はしていますが、4Hや4Bは絵画教室で鉛筆デッサンをした時に使ったくらいで、普段の制作では2H~2Bを使用しています。

着色画材の種類によっても向いている鉛筆の濃さはありますが、水彩画を描くときの鉛筆の濃さは○○で、と決まっていると言うよりは、個人の好みや筆圧の濃さなどを考慮した方が良いと思います。

私が使っている鉛筆は

例えば私の場合

・字を書く場合はHB
・ラフスケッチやアイデアを描き留めておく場合にはB
・透明水彩の下描きはHか2H

といった感じです。

ラフスケッチやアイデアを描く場合にBの理由は、あとでコピーして制作に使用する場合があるので濃いめのほうがいいからです。

透明水彩の下描きを水彩紙にする場合は、鉛筆の線の輪郭をあまり残したくない、という自分の表現方法による理由からですが、薄い鉛筆を使っています。

…といったように、何に使うか?によって使う鉛筆の濃さを変えていますが、自分がどのような表現をしたいかによって変わってくるので、私が使っている種類は参考までにご覧くださいね。

例えば、透明水彩の下描きの場合なんて、普通はもっと濃い鉛筆を使う作家さんの方が多いと思います。

私は鉛筆の輪郭を残したくないので薄い色の芯を使いますが、Hや2Hなどの芯の色が薄い鉛筆は芯が硬いので、筆圧を強く描いてしまうと紙に鉛筆のあとが残ってしまう…って難点があります。

また、鉛筆の輪郭を残して作品を仕上げたい場合にはもっと濃い鉛筆のほうが良い、ってことになりますよね。

ということで、鉛筆の種類と濃さなどはさまざまですが…

HB、Bあたりから揃えて、ご自分がどのような画材でどのような絵を描きたいかによって使いやすい鉛筆を揃えていくと良いのではないでしょうか(^^